美術館ログ 「コンスタブル展」編
コンスタブルといえばイギリスを代表する風景画家。
ターナーと肩を並べ、イギリス絵画の復興と風景画の発展をけん引した画家です。
現在、三菱一号館美術館で開催中の彼が主役の展示会に遊びに行ってみました。
テート美術館所蔵作品を中心に、コンスタブルの代名詞というべき優しい雰囲気をまとった写実的風景画はもちろんのこと、彼の手掛けた肖像画も展示してあります。
繊細かつ大胆な自然描写、優美さ漂う家族の肖像画など見所たっぷりで、ターナーとの対比的展示も非常に興味深かったです。
三菱一号館美術館のもう一つの魅力といえば、趣ある館内の内装。
歩くとぎしっときしむ温かみのある木造の美術館は最高に癒されます。
そしてグッズのおしゃれさと種類の多さも素晴らしいです。
私のお勧めはレジ横にあるフランス産の紙のお香。とってもいい香りでしかも扱いやすいお香ですよ。また館内のカフェではおしゃれなお茶も楽しめますので、展覧会の感想を整理しながらゆっくりアフタヌーンティーを楽しむのも幸せなひと時になるかと思います。
絵画の味わい方を体系的に学んでみたい方は、ぜひ下記の書籍も参考になさってくださいね。