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美術に関する展示会、書籍などあれこれ。

おすすめアプリ 【DailyArt】

こんにちは! 今回のポストでは、私が大のお気に入りでかれこれ1年以上使い続けている、「DailyArt」というアプリをご紹介したいと思います。 このアプリはその名の通り、毎日違う美術品を紹介してくれるアプリです。 美術品は多岐にわたり、古代から現在ま…

映画レビュー 『ゴッホ 真実の手紙』編

突然ですが、私は映画が大好きです。 どんなジャンルでも基本的に見るのですが、今回はゴッホに関してのドキュメンタリー映画の感想を書きたいと思います。 映画にしては少し短いものですが、主演はベネディクトカンバーバッチで、ゴッホが実際に弟のテオに…

美術本読書記録『江戸の女装と男装』

今回は日本最大級の浮世絵所蔵数を誇る、太田記念美術館が監修した『江戸の女装と男装』という本をお勧めしたいと思います。 カバーも中身もカラフルで何ともおしゃれなこの本は、タイトルの通り、 浮世絵を通じて江戸の女装と男装の在り方についてみている…

おうちが美術館【ヴァーチャル美術館ツアーおすすめ3選】

コロナでのおうち時間、去年からずーっと継続していて、 そろそろやることもなくなってきますよね。 そこでお勧めしたいのが、世界中の美術館が無料公開している ヴァーチャルミュージアムツアーです。混雑も気にすることなく、気になった絵の目の前で好きな…

美術本レビュー 『東京藝大で教わる絵画の見かた』

「バランスよく作品を知るより、個々の作品に対する具体的なアプローチを学んだほうが、実は美術鑑賞のコツを得るには手っ取り早いのです。」 この本の著者の佐藤直樹先生の言葉です。 通常、西洋美術を学ぼうとしたとき、その多くは歴史の流れとともに、代…

蛇とメデューサ

私が大好きな絵の一つに、ルーベンスの「メデューサの頭部」があります。 ギリシア神話主題の絵の中ではよくある題材ですが、 ルーベンスの作品は凄みが違います。 おどろおどろしい暗い空を背景に、薄い硫黄のような色の、自然の中にあるには不自然に平らな…

美術館ログ 「あやしい絵展」編

「あやしい」って、どんな意味でしょう? 怖い、不気味、奇怪.... それだけではなく、広く深い意味でとらえた「あやしい」を、この展示会では見せてくれました。 妖艶で、エロティックで、グロテスクで、嫉妬深くて、神秘的で、同時に現実的すぎる。 おなか…

美術館ログ 「クールベと海展」

先週末にまたまた美術館に行ってまいりました。 今回行ってきたのは、パナソニック汐留美術館でやっている「クールベと海展」。 クールベといえばフランスの写実主義画家。目に見えるものを、ありのままに描く。 その究極の作品といえば、美術史上最もスキャ…

美術館のおすすめの楽しみ方3選

美術館、よく行きますか? 私は多いと月に4回いくくらい美術館が大好きです。 でも特別展にいくと、大人一人のチケット代って結構お高いですよね。 そのチケット代めいっぱい楽しむための、私の美術館ルーティン3つをご紹介します。 1. 美術館のチラシ、展…

美術館ログ 「コンスタブル展」編

コンスタブルといえばイギリスを代表する風景画家。 ターナーと肩を並べ、イギリス絵画の復興と風景画の発展をけん引した画家です。 現在、三菱一号館美術館で開催中の彼が主役の展示会に遊びに行ってみました。 テート美術館所蔵作品を中心に、コンスタブル…

美術館ログ 「モンドリアン展 純粋な絵画を求めて」編

みなさんは美術鑑賞、お好きでしょうか? とっつきやすい印象派絵画や、なじみのある浮世絵などがお好きな方は多いかと思いますが、近・現代の抽象絵画はいかがでしょうか? よくわからない、難しい、なにをみたらいいのか... そんな風に思ってしまいますよ…